川崎フロンターレ 2019年シーズン前 冬の移籍動向を考える①逆張り補強で4冠を目指す!

このブログにお立ち寄り頂きましてありがとうございます。

随分久しぶりの更新になってしまいました。。

私事ですが、毎年受けているTOEICの試験と年末の業務に忙殺されてしまってました。。

年も明け、気持ち新たに、また少しずつブログを書いていきたいと思っています!

もし読んで頂けたら嬉しいです!

さて、今回は見事に連覇を達成した川崎フロンターレの冬の移籍動向について考えてみたいと思います。

1/4時点の移籍動向まとめ

現時点での移籍動向をまとめてみました。

IN 

DF  馬渡和彰(←サンフレッチェ広島)

DF  ジェジエウ(←ブラジル1部パラナ、ブラジル国籍、CB)

DF  マギーニョ(←ブラジル2部マギーニョ、ブラジル国籍、RSB)

MF  山村和也(←セレッソ大阪)

MF  原田虹輝(←昌平高)

FW  レアンドロ ダミアン(←SCインテルナシオナル、ブラジル国籍)

OUT  

GK ポープ ウイリアム(→大分トリニータ  レンタル移籍)

DF  武岡優斗(契約満了→ヴァンフォーレ甲府)

DF  エウシーニョ(契約満了→清水エスパルスへ移籍が濃厚)

DF  タビナス ジェファーソン(→FC岐阜  レンタル移籍)

MF  田坂祐介(契約満了→ジェフ市原)

MF  森谷賢太郎(契約満了→ジュビロ磐田へ移籍が濃厚)

MF  三好康児(←北海道コンサドーレ札幌、→横浜Fマリノス  レンタル移籍)

移籍濃厚

DF  エドゥアルド(→松本山雅)

逆張り補強!

今回のフロンターレの補強のテーマは、ズバリ、

「逆張り補強」

だと僕は思います。

攻撃的なチームというコンセプトが確立されていたフロンターレでしたが、2012年に風間八宏が就任してから、

「華麗なパスサッカー」

という明確なアイデンティティが植え付けられました。

今年のJリーグAWARDSの家長昭博へのビデオレターで、あの本田圭佑がフロンターレのサッカーについて「魅力的なパスサッカー」と言ってくれる場面がありました。

本田圭佑すらも認知してくれているフロンターレのパスサッカーを体現できるフロンターレの選手はテクニックありき、そんなイメージが少なからず世間にはあるかと思いますが、間違いではなく、風間八宏の就任以降、チームとしても基本的にフロンターレのサッカーに合う選手という観点で選手補強を進めてきたと思います。

フロンターレが二連覇を達成出来た主要因といえるこのパスサッカーは、選手全員が同じ意識を共有出来ている驚異の連動性によるものですが、その連動性が噛み合わない試合も出てきます。

連携を高める段階にあるシーズン序盤や、引いて守る守備的な相手などです。

今回のフロンターレの補強は自分達の強みを消された場合への対応=チームで戦うことが難しくなった時に「個」で力を発揮できる選手の獲得に注力したと思います。

フロンターレに合う選手ではなく個人能力に特化した選手

というこれまでと180度異なる方針、ある意味「逆張り」の視点で補強を進めている印象を受けます。

「チーム」を省略出来る補強選手

今回の補強が具体的にどんな場面を想定しているのか?

その答えはシーズン序盤の勝ち点獲得とカップ戦のタイトル獲得に主眼を置いて、

「チームで戦わなくても得点を取る、守りきる」

事を想定して、昨年のチームに欠けていた部分を補い、実行する実行出来る選手を獲得したと思います。

まずレアンドロ ダミアン、山村、ジェジエウで高さを補いました。

昨シーズン、ベストメンバーを組んだ時のフロンターレのフィールドプレーヤーの最高身長が彰悟の183cmでしたが、この3人はそれぞれダミアンが187cm、山村が186cm、ジェジエウが186cmと3人ともに彰悟の身長を超えることになります。

高さが弱点だったフロンターレにとって、高さをストロングポイントに出来るほどの陣容を揃えることが出来たと思っています。

そして、馬渡、マギーニョでサイドから縦へ個人で突破するというフロンターレではあまり見られないプレーを想定した補強をしました。

車屋、エウシーニョともにDFが正面にいる場合、単独で仕掛けて突破していくタイプではなく、味方と連動してサイドを崩していく、フロンターレ的なタイプです。

その2人と異なるタイプの選手を獲得したこのサイドバックの補強こそ、まさにフロンターレの今年の逆張り補強を象徴しているように思います。

『残り時間5分、1点ビハインド、このままではカップ戦の敗退が決まる状況、馬渡 or マギーニョの個人技でのサイド突破からのクロスにダミアン、憲剛に代わって入った山村、ジェジエウが合わせにいって、一点を取る』

そんな、瀬戸際のシチュエーションで力を発揮できる選手達が今回獲得した新加入選手達だと思います。

そして、リーグ戦三連覇はもちろんですが、ACLを本気で取りに行くための補強ともいえます。

Jリーグよりテクニカルではないですが、強度が上がるACL、そこで力負けせずに勝負出来るのが今回の補強メンバーです。

もちろん全てが予定通り上手くいくとは思いません。

脳裏をよぎるのが2008年のフロンターレ、前年J1得点王のジューニョ、J2得点王のフッキ、ブレイクを果たしたチョンテセという、前年度の合計得点71点の超強力3トップが大きな話題となりましたが、開幕2試合では機能せず、フッキが途中交代された起用法に不満を示してその2試合で退団(ジュニーニョとの不仲も原因だったと言われてます)、夢の3トップはたった2試合で解散となりました。

今回の補強も実際どうなるかはシーズンが始まらないと分からないことは理解しています。

それでもリーグ戦、天皇杯、ルヴァン杯、そしてACL、4冠を目指す上で、高さ、スピード、強度を補う的確な補強を行ったことは事実です。

原田くん獲得が意味すること

最後に新加入選手の中で最も早く獲得が決まった高卒選手、原田虹輝選手について触れます。

逆張り補強について書いてきましたが、この原田虹輝選手のプレースタイルは大島僚太を彷彿とさせる小柄ながらもテクニックに優れ、ドリブル突破も得意なボランチであることから、典型的なフロンターレタイプの選手といえます。

こうしたフロンターレのパスサッカーで強みを発揮できる若い高卒選手を獲得することで、「フロンターレのサッカー」というアイデンティティは絶やさないということをチームとして認識する意味があるのかもしれません。

今回のブログはここまでですが、シーズン開幕までにはまだ時間がありますので、新入団選手に関する個別の考察や、退団選手に関する想いなども今後書いてみたいと思っています。

今年もよろしくお願いします!

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