【前田大然は駆け上がる!】2018年松本山雅 J2第37節 ツエーゲン金沢戦 マッチレビュー

このブログにお立ち寄り頂きましてありがとうございます。

今回は松本山雅に関するブログで、10/14に石川県西部緑地公園陸上競技場で行われたJ2第37節ツエーゲン金沢戦、北信越ダービーのマッチレビューです。

ツエーゲン金沢

松本山雅にとって、ツエーゲン金沢は公式戦で9連勝中の相性の良い相手です。

しかし、金沢は現在3連勝中と勢いがあり、前節は徳島ヴォルティスに3-0で完勝しています。

さらに3試合連続でクリーンシートを達成、攻守ともにバランスが取れています。

好調なチーム状態を追い風に、松本山雅戦の連敗を止めるべく、必死に戦いに挑んでくるはずです。

このツエーゲン金沢ですが、僕が以前に調べた過去4シーズンの平均順位ランキングでJリーグ全58チーム中37位という成績でした。

J3の初代チャンピオンチームでもあります。

Jリーグに加盟している全チームの2014年〜2017年、4年間の平均順位をランキング形式でお伝えします。今回は第2弾、40位〜21位までの発表です。

ちなみに松本山雅は20位です。

Jリーグに加盟している全チームの2014年〜2017年、4年間の平均順位をランキング形式でお伝えします。今回でラスト、20位〜1位までの発表です。

反町監督J通算600試合

この試合が反町康治監督の記念すべきJリーグ通算600試合の節目のゲームになります。

監督歴とこの試合までの通算成績をまとめました。

2001年~2005年  アルビレックス新潟

2006年7月~2008年8月  U-21、U-22、U-23日本代表

2009年~2011年  湘南ベルマーレ

2012年~  松本山雅

267勝 142分  190敗

勝利数が敗戦数よりも多いというのはやはり素晴らしいですね。

松本山雅の試合を見るようになってから、反町監督の試合後のインタビューがとても楽しみになり、必ず見るようにしています。

日本では何故かタブーとなっている審判批判もしっかりとやってくれますし、どこまでが本音でどこまでがブラフなのか、読み取れないところもたまらないです。

ただ、試合後のインタビューではほとんどの時間、カメラをしっかりと見つめて喋ってくれるところが、松本山雅の監督という仕事に真摯に向き合い、勝敗の責任を受け入れる覚悟を言葉だけではなく、しっかりと心の底から持っているように感じ、好感が持てます。

600試合という記念すべき試合を勝利で飾ってほしいと思います!

メンバー

スタメン

GK  守田

DF  今井  飯田  浦田 

DMF  岩上  藤田

MF  田中隼磨  前田大然  セルジーニョ  石原

FW  高崎 

サブ

GK  村山 

DF  下川  安川

MF  岩間  中美  岡本

FW  永井

前節から3人スタメンを入れ替えてきました。

まず、累積で前節を欠場した飯田がスタメンで復帰です。

橋内の不在は怪我でしょうか?そんな噂を目にしました。

岩上が7試合ぶりにスタメン復帰、ポジションはワイドでは無くボランチです。

岩上のボール配給能力を考えると、非常に期待が持てます。

そして、アジア大会出場のためにチームを離れ、そのアジア大会で怪我をして欠場が続いていた前田大然が9試合ぶりのメンバー入り、復帰初戦でいきなりのスタメン出場となります!

松本山雅が誇るライジングスターの復活は、得点力不足が課題のチームにとって起爆剤となることを期待します!

試合結果

前半

試合開始!

開始30秒、前田大然がゴール前の浮き球をマイボールにして、右の田中隼磨にパス、ダイレクトてクロスを上げて高崎がドンピシャでヘディング!!

しかし、キーパーの好セーブにあって得点ならず。

前田大然が早速良いプレーを見せてくれました。

13分、コーナーキックのこぼれ球、左からのクロスに浦田が合わせますが、またまた金沢GK白井が好セーブ、惜しい場面でした。

21分、センターサークル後方から今井がゴール前にロングフィード、このボールが高崎にピッタリと合います!

高崎は胸トラップしてニアへシュート!!

しかし、ポストに嫌われます。

が、跳ね返りのボールがゴール前に詰めていた前田大然のところに転がってきて、そのままシュート!!ゴール!!!先制!!!1-0!!!

アジア大会での怪我から復帰初戦でいきなりゴール!

ヤングスターがチームを活気付かせる貴重な先制ゴールを決めてくれました!!

32分、ゴール前のこぼれ球を前田大然がポストプレーで田中隼磨にパス、走り込んできた勢いそのままにダイレクトでシュートを放ちます!

が、キーパー白井が好セーブ、一点は取られていますが、今日の白井は当たってます。

この試合、前田大然のスピードが非常に効果的です。

前田大然の裏のスペースを狙ってボールを蹴り、攻撃のオプションとしています。

金沢が前田大然をケアしようと下がったところで高崎めがけてゴール前にボールを送り、ポストプレーがシュートチャンスに直結するような状況を作っています。

そして37分、後方からボールを繋ぎ、石原がPA手前でドリブルを仕掛けます。

3人をひきつけ、後ろから走り込んできた藤田にパス。

藤田はダイレクトで打たず、一旦トラップしてドリブルで進み、落ち着いてミドルシュート!!

これがゴール左隅、ここしかないという見事なコースに決まり追加点!!2-0!!!

藤田の2年ぶりのゴールは素晴らしいコントロールミドルでした!!

そして、前半終了。

山雅の良さが存分に出た前半でした。

後半

後半も金沢にチャンスを作らせない、山雅ペースで試合が続きます。

前半に比べると金沢がボールを持つ回数、時間が増えましたが、しっかりとした守備でチャンスを作らせません。

72分、高崎がドリブル突破で得たPA左手前からのフリーキック、キッカーは岩上、得点の予感が!

岩上はクロスを選択しますが、DFに弾かれ得点ならず。

得点にはなりませんでしたが、岩上のプレースキックは何かが起こりそうな予感をさせてくれる、山雅の重要な攻撃オプションです。

76分、浦田が前に出てインターセプト、その際に清原が足をアフター気味にかけてイエローカード。

浦田は立ち上がれず、担架に乗って退場。

浦田は17試合連続フル出場中でディフェンスの要となっている選手なので、非常に心配です。

浦田に代わって岩間が入り、3バックの左に入ります。

81分、前田大然に代えて中美がピッチへ。

中美は昨年まで所属した金沢との試合、古巣戦となります。

中美は昨シーズン金沢でリーグ戦40試合出場12得点を挙げましたが、今シーズンはまだ得点なし。

古巣との戦いが何かのきっかけになればと思います。

前田大然については後ほどポイントで振り返ります。

83分、PA手前からのフリーキックの場面、キッカーはもちろん岩上、今回は直接ゴールを狙います!

ゴール左上を捉えた見事な直接フリーキック!

しかし、白井が見事なセーブ。

惜しかったです!

86分、見事な2点目を決めた藤田に代えて安川がピッチに入ります。

安川は今シーズン4試合目、22試合ぶりの出場です。

安川が3バックの左に入り、岩間が本来のボランチの位置に入ります。

アディショナルタイムは5分。

93分、古巣戦となった中美がセンターサークル付近からドリブル突破、中央でフリーになります。

相手センターバックが待ち構える中、左に走り込んだフリーの石原にパス、中美らしいドリブル突破からの好プレー!

ボールを受けた石原、狙いすましたコントロールシュート!!

しかし、クロスバーに弾かれゴールならず。

試合終了間際の惜しいプレーでした。

そして、試合終了!

2-0!!!

素晴らしい内容!!完勝です!!!

反町監督のJ通算600試合目という節目の試合を見事勝利で飾りました!

ポイント①前田大然は駆け上がる!

この試合、前田大然がメンバー入りする可能性があることはわかっていましたが、まさかスタメンで出てくるとは思いませんでした。

まずはベンチに待機させて、スーパーサブのような形で試合に出場するのでは、そう思っていましたが、反町監督は起爆剤の意味も込めて、スタメンで起用したと思います。

久しぶりの大然のプレーを楽しみに見ていましたが、心なしかダイナミックさが増した気がしました。

開始早々の相手ゴール前の浮き球の処理をうまく身体を入れて見事に制すと、何度も驚異のスピードで裏をつき、金沢のディフェンスラインに恐怖を与え続けます。

前節悔しい引き分けを喫した山雅にとって、何としても欲しかった先制点も前田大然が取ってくれました。

あのゴールは詰めていたところにボールがきた、いわゆるごっつぁんゴールではありますが、あそこにいて、ボールが来ること自体が「持っている」証拠で、スターとなりうる資質かもしれません。

ドリブルが上手くいかなかったり、判断ミス等でボールロストしてしまうシーンも見られましたが、試合勘の問題もあると思うので、これから試合出場を続けていき、改善していくことを期待します。

大然にとって、アジア大会での経験は非常に貴重な財産になったように思います。

同年代のエリート選手達の中に入っても問題なくプレーでき、キープレーヤーとしてスタメン出場が続きました。

アジア大会での活躍により、自分のプレーに対する自信を得られたことで、これまで以上に迷いなくプレーできるようになったのではないでしょうか。

この試合で一回りプレーが大きくなったと感じられた要因の1つが、アジア大会で得た自信ではないかと思います。

アジア大会での前田大然を見て、欧州のチャンピオンズリーグに出場するレベルのクラブが注目し始めたというニュースを見ました。

怪我から復帰した前田大然、サッカー選手として、更なる高みに駆け上がっています!

ポイント②完璧な試合

試合終了後のインタビューで反町監督が語っていましたが、前後半ともに変わらず素晴らしいプレーを見せてくれました。

好調な金沢攻撃陣を、素早いプレスとリトリートを状況に応じて見事に使い分ける守備で完全にシャットアウトしました。

前々節の山形戦で前半を2点リードで終えながらも、後半で2点を取られ、結局、3-3でドローになってしまった苦い経験を生かすことが出来たと思います。

あの試合も決して悪くはなかったのですが、振り返ると相手の圧力を受けてしまったことが響いた気がします。

この試合は後半になっても決して受けに回ることはなく、高崎、前田大然、セルジーニョがプレスをかけて、前からボールを奪いにいき、例えアタッキングサードに侵入されたとしても、複数の選手でチェックに行ってボールを奪う、積極的な守備を実行してくれました。

J2は残り5試合、負けられない戦いが続きます。

それでも今回のような気持ちが入った素晴らしい戦いが出来れば、必ず結果はついてくると思います。

長かったシーズンもいよいよ佳境に入ります。

上手くいかない場面や苦しい場面が必ずやってきますが、

あれだけの素晴らしい試合が出来たから頑張れる!

この金沢戦は、そうやって立ち返る為の指針となる素晴らしい試合だったと言えます。

町田 VS 大分の試合で町田が勝ったことにより、暫定ながら首位に返り咲きました。

2試合少ない町田ゼルビアは不気味な存在ではありますが、やることは1つ、目の前の試合に勝つことです!

J1昇格に向けて、これからも応援を続けます!

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