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今回は2018年8月5日にホーム等々力で行われる、J1第20節 横浜F・マリノス戦のマッチプレビューです。
前節の浦和戦はチャンスを作りながらも決めきれず0-2で悔しい敗戦。
ことごとく決定機を外し続けた小林悠が、自身のブログで謝罪するという異例の事態に発展しました。
エースは勝敗の責任を背負う存在です。
この試合でのリベンジに期待します!
横浜F・マリノス
今年のマリノスは最近の堅守が売りのスタイルから180度方向転換し、ボールを保持する攻撃的サッカーにチャレンジしています。
関連会社のような関係にあるマンチェスター・シティと同じように、サイドバックが中央に寄ってビルドアップを補完する「偽サイドバック」と呼ばれる戦術と、キーパーが非常に高い位置まで上がり、同様にビルドアップに参加する姿が印象的です。
ワールドカップ中断明けのリーグ初戦、ベガルタ仙台戦では8-2という野球でも大量得点といえるスコアで大勝。
ハマればとんでもない攻撃力を発揮することを証明しましたが、その後、FC東京戦では2-5、前節の広島戦では1-4と守備が崩壊して連敗。
現時点の暫定ではありますが、J1リーグで最多得点チームであり、最多失点のチームでもあります。
まるで一昔前のフロンターレのようで、妙に親近感が湧いてくる数字です。
最近は守備が安定しているのでイメージが薄れて来ていますが、昔はフロンターレといえば撃ち合い上等、やられたらやり返す、そんな大味のサッカーが魅力的なチームでした。
今回のマリノス戦はもしかしたら、昔のフロンターレが蘇るようなノーガードの撃ち合いサッカーが観れるのでは、と密かに期待しています。
話は変わり、横浜F・マリノスですが、以前に調べた過去4年間の平均順位ランキングでは第6位でした。
マリノスはオリジナル10と呼ばれるJリーグ誕生からリーグに参加している10チームの内の1チームで、その中で降格を経験していない2チームのうちの1チームです。
長期に渡り安定した成績を収めていることは純粋に素晴らしいことだと思います。
メンバー予想
前回ついに的中率100%を達成した、恒例のメンバー予想です。
連続100%を狙います!!
スタメン
GK ソンリョン
DF エウシーニョ 彰吾 車屋 登里
DMF 僚太 守田
MF 家長 憲剛 阿部
FW 小林悠
前節、怪我の影響でメンバーから外れた阿部ちゃんが戦列復帰、0トップでの出場を予想するサイトもありました。
そして、ノボリが左サイドバックでスタメン出場しそうです。
攻撃面での貢献が低くなってきた車屋をセンターバックで起用し、攻守に気が利くノボリを使ってバランスを整える鬼木采配、アリだと思います!
サブ
章太 奈良ちゃん 武岡 森谷 ハセタツ 齋藤学 知念
すごい悩みましたが、ラルフがメンバーから外れると予想します。
中断明けの交代カードの一番手として起用されていたラルフ鈴木ですが、目に見えた結果を出せなかったこと、前節のPK献上により、今節はメンバーから外れると思います。
僕の予想が外れ、ここでラルフがメンバーに入れば、鬼さんがどれだけラルフを評価しているかがわかります。
そして、マリノス戦といえば齋藤学、後ほど考えてみます。
この試合の注目ポイントは以下2点です。
①逆境を糧に!大島僚太
②齋藤学の使い方
①逆境を糧に!大島僚太
前節の浦和戦、これまでと全く異なるプレーを見せてくれた選手が僚太です。
あれだけ積極的にシュートを打ってゴールを狙う僚太を見たのは初めてに近いです。
僕は前回のホーム長崎戦で僚太がゴール前のフリーの場面でパスを選択したことについて、「悲しい選択」と書きました。
日本最高のリンクマンから更に一段レベルを上げる為に、より、ゴールに直結したプレーを期待しているからです。
僚太自身、もしかしたらあのパスについて何か期するものがあったのかもしれません。
長崎戦の次の試合となった浦和戦で、何度もミドルシュートでゴールを狙う僚太の姿がありました。
古い話になりますが、風間八宏がまだ2年目だった僚太の攻撃性能を見抜き、右の攻撃的ポジションでスタメン出場させた試合がありました。
浦和戦の敗戦で、首位広島との差が縮められず、苦しい状況です。
この逆境を成長の糧にする為に、最近見せていない秘められた攻撃性能を解放し、チームに勝利をもたらしてほしいと思っています!
②齋藤学の使い方
マリノス戦といえば、やはり、齋藤学について触れないわけにはいきません。
前節、中断明けのリーグ戦で初めてベンチ入りを果たし、残り10分の場面で、最後の切り札として試合に出場することが出来ました。
しかし・・・
全くといっていいほどボールに触れられず、何のインパクトも残せないまま、試合終了のホイッスルを聞くことになりました。
この試合で気になったのが、あまりにも齋藤学を生かそうとしなさすぎたことです。
プライベートで何か問題があるのかと勘ぐってしまうほど、左サイドバックの車屋は学を無視し続けて、ボールを預けようとすらしませんでした。
チームあっての選手であることは充分理解していますし、練習の段階で学がまだ仲間から信頼を得られていないのかもしれません。
それでも、最後のカードで齋藤学をピッチに入れた意味を考えて、学にボールを渡して好き勝手プレーさせる機会を、せめて一度は与えてあげても良かったのではないでしょうか。
このマリノス戦で、試合の流れにもよりますが、鬼さんは学をプレーさせると思います。
ここで学が活躍出来れば、チームにとっては戦力の底上げを図ることができ、非常に有意義な結果を得ることが出来ます。
この試合、左サイドバックに気が利くノボリが入ることで、学を生かそうとする意識が生まれることは学にとっては大きいと思います。
後半戦のキーマンとして、学に関する記事を以前書きました。
我が家は学を応援しているので贔屓目で書いてしまっている部分もありますが、古巣マリノス戦でフロンターレに来て初ゴールを決める学を想像しただけで鳥肌が立ちます!
この試合、学がピッチに登場する機会があるのか、注目です!!
列抽選の番号は1000番台でちよっと凹んでおりますが、この試合、現地観戦で一生懸命応援します!!