【エドゥアルド・ネット移籍を考える】 考察川崎フロンターレ 第3回

このブログにお立ち寄り頂きましてありがとうございます。

動きのなかった去年の夏の移籍期間が嘘のように、今年は動きがありますね。

大久保嘉人に続いて、エドゥアルド・ネットの名古屋グランパスへの移籍が正式に発表されました。

以前に書いたブログで、この夏の移籍期間でチームを離れる可能性が最も高い選手としてエドゥアルドを一位に挙げましたが、まさかエドゥアルド違いでネットが移籍するとは思いませんでした。

フロンターレの夏の移籍市場をランキング形式で考えてみました。

今回はエドゥアルド・ネットの移籍について考えてみたいと思います。

今シーズンの成績と活躍

今シーズンのネットですが、例年と同様に主力選手として試合に絡んでいました。

J1リーグ 15試合中11試合出場 先発11試合 2得点
ACL 6試合中4試合出場 先発4試合 0得点
ゼロックススーパーカップ 1試合出場 (先発出場)
天皇杯 出場機会なし

そして、例年にないほど、シーズン序盤から活躍していました。

J1リーグ開幕戦、ジュビロ磐田戦、チームはゼロックススーパーカップ、ACL2試合を終えて公式戦3連敗で迎えたこの試合、重苦しいチームの雰囲気を救った憲剛の先制ヘディングシュート、これをアシストしたのがネットでした。
斜めにゴール前に入ってきた憲剛の見逃さない、完璧なアシストでした。

この試合のマッチレビューで、「ネット準備期間」と称して、例年、ネットはシーズン開幕当初の冬に弱く暖かくなるにつれて調子を上げてくる選手だと書きました。
今年はその準備期間が短く、期待できると思っていました。

ついにJ1開幕!相手は名波浩率いる難敵ジュビロ磐田。フロンターレサポの立場でマッチレビューを書きます!

その期待は間違ってなく、J1第3節ガンバ大阪戦では見事な切り返しから利き足とは逆の右足で先制点を決めるなど、しっかりと勝利に貢献する活躍を見せてくれました。

J1リーグ第3節、相手は調子がイマイチのガンバ大阪。フロンターレ攻撃陣の爆発に期待が高まります!フロンターレサポの立場でマッチレビューを書きます。

ただ、J1第12節レッズ戦でスタメン出場した以降は怪我の影響もあり、天皇杯を含めた4試合全て欠場していました。

ネットが移籍しないと考えた理由

僕がネットは夏の期間で絶対に移籍しないと思っていた理由は、移籍するならシーズン前の冬の移籍期間に名古屋に行っていたからです。

名古屋グランパス、いや、風間八宏はネット獲得を熱望し、冬の移籍市場でネットにアプローチをかけたことが報道されていました。

この時はネットの名古屋移籍を覚悟しました。

親会社がトヨタということもあり、資金力に優れた名古屋グランパスです、間違いなく、フロンターレ以上のオファーを提示していたはずです。

目標だった優勝を成し遂げたことで一区切りつき、より条件が良く、監督も旧知の風間八宏ということ等を考慮すると、移籍するには最適のタイミングだと思ったからです。

それでも、ネットは残ってくれました。
きっと条件面よりもフロンターレでのプレー、生活を気に入ってくれていて、フロンターレ愛が残留を決断させたと思っています。

しかし、今夏、ネットを諦めきれない名古屋グランパスからのオファーを受け入れました。

この半年で何があったのか、あくまで推測ですが、あの選手の台頭が大きく影響していると思います。

移籍の背景に守田100%

エドゥアルド・ネットという選手は、コンディションが整わず、まだフロンターレのサッカーに慣れていなかった移籍初年度の開幕後数試合を除けば、完全な主力選手で、必ずスタメンで出場する選手でした。

183cmの長身ながら足元の技術に優れ、守備力もあり、Jリーグ屈指の大型ボランチで、大島僚太とのコンビは間違いなくJリーグ最強のボランチコンビでした。

調子の良い時のネットのプレーはワールドクラスで、とんでもないパスを通したり、完璧に相手の攻撃を遮断する見事なディフェンス等、印象に残るダイナミックなプレーを何度も見せてくれました。

その一方で、精神面でムラがあり、それがプレーに現れるときが多々ありました。

例えば、相手が完全に格下と決めつけた時、明らかにプレーを流したり、怠慢なプレーを繰り返す時がありました。

また、感情をコントロール出来ず、相手に突っかかり、イエローカードをよくもらう選手でもありました。

更に、時折、ボールを持ちすぎる悪癖が顔を出すことがあり、確か昨年だと思いますが、試合中に小林悠がネットの球離れの悪さにブチギレ、ネットが途中交代をする試合がありました。

精神面さえ改善されればベストイレブンの常連になってもおかしくないポテンシャルを持っています。

それでも、これまでのフロンターレではネットの代わりになる選手はいなかったので、デメリットを許容してネットを使い続けました。

そもそも、ネットほどの才能のある選手の代わりになる選手は中々いないのですが、今シーズン、ネットの代わりを務めることが出来る稀有な選手が現れました。

スーパールーキー守田英正です。

ネットが欠場した前半戦の終盤4試合全てでスタメン出場し、驚異のボール回収力に加え、テクニックもあり、パス能力は潤滑油としての役割を見事に果たし、ネット不在を全く感じさせない堂々としたプレーでした。
精神面も非常に安定していて、ネットのように感情がプレーに影響することはありません。
一部では、すぐに代表に入れる、そんな声が上がるほどの大活躍でした。

鬼さんの中では、シーズン後半戦のボランチの序列はネットよりも守田を優遇すると心に決めた思います。

ここがシーズン前と今の大きな違いです。

ただ、フロンターレとしては出来ればネットは出したくなかったはずです。

何故かというと、大島僚太に海外移籍の可能性があるからです。

仮に僚太が移籍した場合、ボランチコンビは守田とネットが1stオプションになります。

ただし、僚太の去就が不透明であっても、ベンチスタートの可能性があるのであれば、ネットとしては、報酬も上がり、試合にも中心選手として出られる名古屋移籍を選択することはサッカープレイヤーとしてはある意味当たり前の選択かもしれません。

フロンターレ側としては出来ればネットは放出したくありませんでしたが、本人の意思に加え、移籍金も入ることから移籍を容認した、全て憶測ですが、そんな背景があるのかなと思っています。

我が家の恩人 エドゥアルド・ネット

ネットの移籍が決まってしまったので、フロンターレサポーターとしては受け入れるしかないのですが、僕はプレーもそうですが、喜怒哀楽を包み隠さず出してくれるエドゥアルド・ネットという人間が好きだったので、単純に寂しいです。

普段のネットは「とにかく明るいネット」と言われるほどにこやかで、優しい選手です。

フロンターレでは、麻生グラウンドの練習終わりに、写真とサインを希望者全員に対応してくれる(試合前や選手のコンディションを考慮して実施してくれない日もあります)嘘のようなほんとのファンサービスがあります。

我が家は今シーズン3回(奥さんと5歳の娘が2回、僕も一緒にいったのが1回)行ったのですが、ネットは必ず笑顔で写真対応してくれる、ファンサの神といえる対応をしてくれる選手の一人です。

全てのサポーターに必ず笑顔で写真に応じる、出来そうで中々出来ない対応ですね。

ネットの笑顔が見れなくなるのは、やっぱり寂しいです。

そういえばこんな事がありました。

ここからは奥さんと娘の体験談です。

奥さんと娘が麻生グラウンドに行った日、連戦の真っ只中だったので、その日はサインも写真もNGでハイタッチのみになるとスタッフさんからの告知がありました。

頻繁に麻生グラウンドに行くことが出来ない中、ようやくスケジュールを調整し、駅からグラウンドまでの遠い道のりをサインと写真を取るためにやっとの思いで辿り着いたにも関わらず、その告知にとてもショックを受けていました。

一番最初に練習を上がったノボリとはハイタッチで終わり、やっぱり今日はサインも写真も無理なんだと認識したとき、次にネットが上がってきました。

スタッフの指示がうまく伝わっていなかったからだとは思いますが、なんとネットはサインと写真に応じてファンサービスを始めてくれました。

そのネットの姿を見て、その後、上がってくる選手はみんなファンサービスを行ってくれました。

ネットのおかげで、奥さんと娘の労力は報われ、新ユニにお目当ての選手のサインを書いてもらうことができ、更に写真も撮ってもらうことが出来て、大満足で麻生グラウンドを後にすることができました!!
(ノボリは、みんな遅いな。。。って思ったでしょうね 笑)

我が家にとってネットはある意味、恩人です!

ネット、ほんとにありがとう!
寂しいけど、名古屋での活躍を祈っています!

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