【フロンターレサポ目線】W杯メンバー キリンカップ選出27人について考える

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昨日発表された、ワールドカップ前に日本で行われる最後の親善試合、キリンカップガーナ戦のメンバー27人について、フロンターレサポという立場も踏まえて考えてみました。

メンバー選考について

世間では「忖度ジャパン」だったり、「年功序列ジャパン」だったり、いろいろ言われている今回のメンバー選考ですが、僕としては、「それなりに妥当、でも、どうしても受け入れがたい部分がある」、なんともすっきりしないメンバー選考だと思ってます。

妥当なビッグ3の選考

それなりに妥当なところとしてはビック3と呼ばれる本田、香川、岡崎の選出です。

まず本田ですが、経験と戦術眼、メンタルの強さは大きな武器になると思ってます。
今期の実績もしっかり残していて、メキシコリーグで公式戦13ゴール8アシストを記録し、チームでも不動のレギュラーを確保しています。
スピードが遅い、ハリル解任の戦犯、ピークが過ぎた等、いろいろ言われますが、過去2回のワールドカップで得点を決めていて、大舞台での勝負強さも考慮すると、今回のメンバー選考は妥当だと思います。

香川についても、怪我から復帰して間もないことを考えたとしても、やはりトップフォームの時の彼は欧州の舞台でも輝ける稀有な存在です。
今期のドルトムントでの最終戦、ドイツ代表の当落線上にいたゲッチェではなく、負傷明けの香川が交代選手として入ったことを考えても、ドルトムントという欧州のトップクラブで確固たる地位を築いている証拠です。
怪我の回復具合を見極めるために合宿に招集することは理解出来ます。

そして岡崎ですが、最前線からのプレッシングや決定力を考慮すると、やはり選出は妥当です。
プレミアリーグという世界4大リーグの中でもより強さと速さを求められるリーグで準レギュラーとして活躍している経験は代表チームでも必ず生きるはずです。

受け入れがたい選考

クラブで活躍していない選手の選考はやはり納得いきません。
井手口陽介、浅野拓磨の両選手です。
井手口は冬の移籍市場でプレミア2部のリーズに移籍し、イギリスの労働ビザ取得の基準を満たしていないことから、すぐにスペイン2部のクルトゥラル・レオネサにレンタルで移籍しましたが、そこでほとんど試合に出られていません。
僕は井手口の上位互換は大島僚太だと思っています。
井手口と同等レベルの守備力を身につけ、パスセンスは雲泥の差で、圧倒的に僚太が上回っています。
更にボール奪取力でいえば山国蛍も健在です。
代わりが務まる選手がいるにもかかわらず、試合にも出ていない井手口を選出する理由が全くわかりません。
そして浅野拓磨ですが、彼は更に試合から遠ざかっています。
ブンデスリーガ後半戦、トップチームでの出場はなく、セカンドチームが所属する、4部の試合ですら、2試合しか出場はありません。
試合勘がないというレベルを通り越して、ドイツ4部でも試合に出れない選手を選んで、そのドイツ4部よりも格上のポルトガルリーグで10ゴール8アシストを記録している中島翔哉が外れる、全く理解出来ませんが、何とか理由を絞り出してみると、前線からのチェインシング能力が上回っているくらいしか浮かんできません。
日韓ワールドカップで当時アーセナルに所属していて試合に出れていなかった稲本潤一が、本大会で2ゴールを挙げて大活躍した事例もありますので、この2人が23人に残って、日本を救う活躍をする可能性もあります。
それでも今シーズンの成績、現在のチームでの立場を考慮すると、やはり、この選考は僕は受け入れられません。

フロンターレ選手の選考について

フロンターレからは大島僚太が選出!
選ばれるとは思ってましたが、実際に確定すると一安心です。
いまJリーグで一番うまい選手は大島僚太と言っても過言ではないほどの選手です。
しっかりと23人に残ってほしいと強く願っています!

その一方で車屋は選考から漏れ、小林悠はメンバーに入っていましたが、無念の怪我でメンバーから外れざるを得ない状況になってしまいました。
車屋に関しては長友が絶対的なレギュラーなので、競争に勝って左サイドバックのスタメンで試合に出ることがほぼありえない状況であることと、長友の有事の際のバックアップとして酒井高徳を使えることから外れてしまったと考えます。
ただ、植田を選ぶくらいなら、左SBとCBを任せられる「ポリバレント」な車屋を選択しても良かったのでは?とフロンターレサポの立場では思ってしまいます。
また、小林悠ですが、直前の怪我によるメンバー外は本人が一番悔しいと思います。
代表に選ばれる度に怪我をする、そんなイメージがようやく最近払拭出来たと思っていましたが、一番最後の最も大事な場面で怪我をしてしまう。。
ほんとに悔しいですね。
それでも本人はまだ諦めていないというコメントを出しています。
ここまで来たら、最後の最後まで、足搔けるだけ足掻いてみましょう。

中村憲剛は選ぶべき!

そして、個人的には車屋や悠よりも選ばれる可能性が高いと密かに思っていた選手がいます。
フロンターレの象徴、中村憲剛です。
残念ながら、憲剛も落選。
四年前と同じでサンフレッチェ広島の青山にその座を奪われた感じがします。。
青山はそんなにいい選手なんでしょうか?
四年前の恨みが残っているので、疑いの目で見てしまいがちですが、周囲からのリスペクトでいうと、憲剛の方がはるかに上だとおもってます。
今回のメンバーはいわゆるビック3といわれる本田、香川、岡崎や長谷部、長友、吉田といった長いこと主力でやっているメンバーが結局選ばれています。
社会でもそうですが、活性化のない組織ほど、中心メンバーの意見や雰囲気に左右され、自浄作用がなくなり、悪い方向に向かってしまうと収拾がつかなくなります。
そんな中、誰からも一目置かれる中村憲剛の存在はチームが正常に機能する上で非常に貴重な役割を果たすと思います。
言葉というのはどんなに正論でも、誰が話すかで受け入れられるかどうかが決まってしまう場合が往々にしてあり、中村憲剛の言葉は説得力が付随します。
思えば日本がワールドカップでグループリーグを突破した日韓ワールドカップと南アフリカワールドカップには試合には出れなくてもチームをまとめるベテランが招集されていました。
日韓は秋田とゴン中山、南アフリカは川口能活です。
中村憲剛はその当時の彼らと比較して、必殺のスルーパスとフリーキック能力など、ピッチ内でもチームの力になれます。
ピッチ外でも俯瞰してチームを見れる能力がある中村憲剛の存在は、監督交代や世論が悪い方向に向かっている今の日本代表に最も必要な存在だと思います。
そして単純に、もう一度憲剛をワールドカップで見たかったです!

幻となったハリルホジッチの秘策

最後に、今更ですが、監督の話題を。
コミュニケーション不足という謎の理由で解雇させられてしまったハリルホジッチ前監督。
彼は絶対に本番で勝つ為に何かしらの秘策を用意していたと思います。
例えばですが、あれだけ直近の親善試合で前に前にボールを運ぼうとしてましたが、いざ本番になったらパスを回そうとして相手のスカウティングを無に帰す、そんな秘策が飛び出る可能性もゼロでは無いと思います。
今となっては叶わない夢ですが、そんな世界的知将が、どのメンバーでどんな作戦で世界と戦うのかが見たかったです。

正直なところ、もしも僚太が23人に選ばれなかったら、日本代表へのモチベーションはかなり落ちてしまいます。。
Jリーグサポーターとしては自分のチームの選手が日本を代表して戦う姿を見ると、誇らしい気持ちになります!
今回のワールドカップでもそんな気持ちになれるように僚太には頑張って欲しいです!

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