2018年川崎フロンターレマッチレビュー ゼロックススーパーカップ VSセレッソ大阪戦【さあ、目を覚まそう!】

おもちログにお立ち寄り頂きありがとうございます。
今回はゼロックススーパーカップのマッチレビューです。

ついにシーズン開幕!
今シーズンのフロンターレの公式戦はゼロックススーパーカップからとなります。

昨年のJリーグチャンピオンと天皇杯チャンピオンの2チームしか出れないプレミアム感がたまらないですね!

現地観戦!

我が家はいつもどおり、奥さんと5歳の娘と参戦、そういえば、等々力以外の試合は久しぶりで、奇跡的に指定席の一番前が取れて、等々力よりも選手を間近で見れて嬉しかったのですが、等々力のホームAゾーンと比べて埼スタはフェンスとの距離が近すぎるのと、結構絶妙な位置に手すりがあって、視界を妨げられました。

等々力に慣れてるせいもありますが、ちょっとしたストレスを感じてしまいました。
等々力は我が家にとってもホームコートになっていることを強く認識しました。

試合結果

さて、試合内容ですが、結果は2-3で敗戦。。

26分 山口螢 0-1
48分 清武弘嗣 0-2
51分 小林悠(PK) 1-2
78分 高木俊幸 1-3
92分 大久保嘉人 2-3

まあ、すぐにACLが控えていることを考えて調整試合と考えれば敗戦も何とか消化できますが、やっぱり負けると悔しいですね。

この試合を2つのポイントに絞って振り返ってみたいと思います。

①憲剛と嘉人の使い方

憲剛、正直良くなかったですね。
本人もさいたまスタジアムの芝の感覚に合わせるのに苦労した、というコメントがあったように、最強の武器であるキラーパスが冴えないと憲剛の良さが出なくなります。
フロンターレのサッカーは細かいパスをつないで相手を動かし隙を見つけて連携で崩すパスサッカーがベースで、JリーグNo. 1のキラーパスの出し手である憲剛を介すことでその攻撃力は鋭さを増しますが、その憲剛の調子がイマイチだと、攻撃が噛み合わず、得点が入らないときがこれまでのフロンターレにはよくありました。
まさにこの試合の前半がそうで、憲剛のところで収まらない、捌けないので後ろが重くなって前に進めず、プレスにかかり、結局失点。
これまでだと憲剛自身の立ち直りを待つしかなかったのですが、今年は違うアプローチができることが後半で分かりました。
それは大久保嘉人のトップ下起用です。
嘉人の出戻りが確定したとき、ワントップの控えとして、小林悠のバックアップ及びカップ戦でのエースストライカーが主な役割だと思ってました。しかし、いざキャンプが始まるとトップ下で起用されたり中盤の左右のハーフでも練習試合に出場したりしていると聞き、さすが鬼さん!と思いました。元々嘉人は器用な選手でパスもさばけてドリブルも出来るので、ワントップに拘る必要が無かったことを改めて認識しました。
そしてこの試合では憲剛に代わってトップ下で出場。
前半ベンチで試合を見たおかげもありますが、後ろが重いことに気づき、時には下がってボールを受けたり、ボールキープもしっかり出来て、89分の得点シーンのように前に出てしっかり得点も奪うことも出来ました。
憲剛がダメな時は嘉人にスイッチ、これはフロンターレの新しいオプションになることに加え、憲剛自身に危機感を抱かせるという、戦術以外の効果もあります。
ここ最近では一度だけ、憲剛が怪我やカップ戦で体力の温存といった要因以外でベンチスタートをした試合があります。
2015年のJ1第15節の湘南戦です。
このシーズン、憲剛は明らかに走れていない試合が続いていて、1試合通してベストパフォーマンスを維持できた試合はほとんどありませんでした。
当時監督だった風間八宏は憲剛のベンチスタートを選択しました。中村憲剛はチームの柱で例え50%の状態でも使い続けると公言していた八宏にとってはとても大きな決断だったと思います。
その試合で憲剛は0-1とビハインドの場面で57分から途中出場しました。
結果は憲剛の意地とプライドが爆発し、出場して4分後にPKをゲットし、すぐさま同点にチームを導くと、その後も縦横無尽に走り回り、結果的にエウソンのロスタイムのゴールで逆転勝ちという等々力劇場を作り出す立役者になってくれました。
その後、2週間の中断期間で走り込みをして、調子を取り戻し、すぐにスタメンに復帰しました。
もしあの試合で活躍できなかったら、憲剛はベンチスタートが続いていたかもしれなかったので、あまり誰も語りませんが、今思うと結構なターニングポイントだったと思います。
今年の嘉人の再加入はあの時以来のスタメン落ちの危機かもしれません。
明らかにゼロックススーパーカップでは嘉人の方が良いプレイをしていたことは誰の目から見ても明らかです。
この逆境をバネにして、最高のキラーパスを連発する憲剛が戻ってきてほしいですね!
ちなみに我が家では娘が生まれてから毎年娘のユニフォームは買ってたのですが、今年、優勝記念で久しぶりに(2011年の挑むユニ以来なので、7年ぶりに)自分のユニフォームを買いました!
すんごい悩みましたが、ユニフォームはやっぱり川崎フロンターレの象徴である中村憲剛にしました!!
いろいろ書きましたが僕は憲剛ファンです!

②大島僚太不在時の最適解は?

代表戦での怪我の影響もあり、この試合、僚太はベンチスタートでした。
ここ数年のフロンターレの課題ですが、僚太不在時の最適解が見つけられていないことです。
この試合も大島僚太不在の影響は大きく、前半はボールが回らず、散々な出来でした。
僚太不在時の1stオプションは森谷賢太郎(以下モリケン)ですが、僚太とのプレースタイルの違いにより、機能しない時はとことん難しい展開になってしまいます。
僕が考える僚太とモリケンの最大の違いは、「収めると受ける」の違いだと思っています。
僚太のすごさはボールをきちんと収めて相手にボールを渡さずに効果的に次のプレーにつなげられることです。彼がミスをしてボールを取られるシーンは中々見られません。
一方モリケンですが、彼は空いたスペースに入ってボールを受けることは出来ますが、そこですぐにさばいてしまうプレーがほとんどです。
タメを作ったり、相手をかわしてさばくといった、収めてからのプレーというのをほとんど見たことがありません。
モリケンが主力として活躍した2014年シーズン、彼のポジションは右MF でした。
彼のプレーは得意の運動量を生かしたチェイシングと神出鬼没にポジションを移し、ボールを受けてすぐに捌くを繰り返す潤滑油のような働きでした。
当時は憲剛と僚太のボランチコンビで、憲剛は運動量、僚太はパスの捌きどころをモリケンが補完することで、うまくチームは機能してました。
個人的にモリケンがもっとも生きるのはこのポジションだと思っています。
ボランチとしてのモリケンを全否定するわけでは無く、昨年の第28節、セレッソ大阪戦でのスーパーゴールのように、僚太の代わりにスタメンで出て、決定的なプレーをしてくれた試合もあります。
ただ、確率論でいうと今回の前半のように機能しない試合の方が多く、ボランチ起用はモリケンの良さが出にくいと思っています。
今年の補強で昨年のインカレMVP守田100%が入りました。
彼はボランチが主戦場でディフェンスラインならどこでもできるユーティリティプレーヤーです。
今日の試合、僚太の代わりでボランチでのスタメン起用もありうるのでは、と思ってましたが、ベンチスタートで田坂と代わって右サイドでプレーしてました。
守田のプレーには可能性を感じますね!事前情報から対人の強さが売りだと思ってましたが、思った以上にボール捌きもうまく、しっかりボールを収められてました。
今後、守田のボランチ起用が行われる可能性は充分にあると思います。
僚太の夏の欧州移籍はそれなりの確率で実現してしまうと思ってます。
僚太不在時の最適解がモリケンなのか、守田100%なのか、それとも新しい誰か(プリンス脇坂や田中碧くん等)なのかは分かりませんが、今シーズンの1つの注目ポイントです。

いよいよシーズン開始!
悔しいスタートではありますが、この敗戦で目が覚めたでしょう!
去年の栄光は去年のものであって今年は今年です!
気を引き締めてシーズンを戦っていきましょう!

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